「再入院を防ぐ」という目標が、日々のケアを動かしている
精神疾患を持つ方が地域で生活を続けるために何が必要か——その答えを服薬支援や症状観察、生活リズムの調整といった日常的な関わりの積み重ねから導き出しているのが、ここの支援スタイルだ。グループホームや就労継続支援事業所との連携体制が動いており、チーム全体で利用者を支える仕組みが機能している。医療行為がほとんどないため、精神科経験のある看護師にとっては自分のフィールドで力を発揮できる環境がある。
精神科や脳神経内科の実践経験が豊富な職員が在籍しており、身体合併症が生じた場面でも適切に対処できる体制だ。「チームとして動けるので、判断に迷う場面でも一人で抱え込まなくて済む」という声が、職場の安心感を端的に表している。
岩槻区発、さいたま市5区をカバーする訪問の輪
事業所は埼玉県さいたま市岩槻区上野945-2に構えており、岩槻区を中心に見沼区、浦和区、中央区、大宮区を訪問エリアとしている。社用車または公共交通機関で移動し、直行直帰も可能なため、事業所への立ち寄りが不要な日もある。緊急時は24時間受け付けており、日曜定休以外は9時から17時の営業時間で相談に応じる体制を維持している。
2025年5月に開設した新規ステーションで、主治医や関連機関との連携体制を整えながら地域での信頼を積み上げている最中だ。新しい組織だからこそ意見が出しやすく、主体的に動ける雰囲気があるという点は、経験者にとっても一から関われる機会として映るかもしれない。
3日間×2種類の研修が、未経験者の不安を取り除く
入職後は同行訪問でまず実際の業務の流れを掴み、3日間の訪問基礎研修会と3日間の精神科勉強会に参加する流れになっている。どちらも日勤扱いで費用補助があるため、学ぶことへの出費や時間の損失がない。訪問も精神科も初めてという看護師でも、段階的にスキルを積み上げられる構成だ。
個人的には、「日勤扱いで研修に参加できる」という設計の細やかさが印象的だった。将来的に管理者を目指せるキャリアパスも明示されており、スタートアップ期のステーションに加わることがそのまま成長の機会になり得る。
週1日から選べる勤務と、充実した休暇制度
夜勤なし・日勤のみという勤務体制を基本とし、正社員には時短勤務や曜日の相談にも対応する。パートは週1日1時間からのスタートを受け付けており、ブランクがある方やダブルワーク中の方にも入りやすい入口がある。有給休暇のほか、リフレッシュ休暇・子の看護休暇・夏季および年末年始の長期休暇も整備。訪問手当・オンコール手当を含む各種手当が充実しており、健康診断の補助も完備している。服装・髪型は清潔感の範囲で自由で、スクラブ代も支給される。


