声を掛け合いながら過ごす一日の空気
就労継続支援B型事業所 うさぎとかめの作業スペースでは、利用者どうしや職員との会話が一日を通してよく交わされています。手元で袋詰めや缶バッジ作りを進めながら、隣の人と言葉をやり取りする、そんな和やかな時間の流れる場になっています。黙って作業に集中したい日はそのように過ごせますし、誰かと話しながら手を動かしたい日はそれも受け止められます。個人的には、作業の合間に自然な会話が生まれる空気が、通い続けるうえでの支えになると感じました。
明るい雰囲気は、事業所として意識して整えている部分です。清潔感のある空間づくりを心がけ、初めて訪れた方でも身構えずに過ごせるようにしています。作業に取り組む利用者の表情や、スペースの様子はギャラリーの写真でも公開しており、見学の前に空気感をつかんでもらえます。写真を通して事業所の広さや明るさが伝わるため、足を運ぶ前の不安がやわらぎます。
職員が向ける小さな変化へのまなざし
職員は、利用者の表情や様子に表れるわずかな変化に目を向けながら、日々の関わりを積み重ねています。体調のすぐれない日や気分が乗らない日には、作業の量を調整したり、別の内容に切り替えたりして、その日の状態に合わせます。無理をして続けるのではなく、休みながらでも通い続けられることを一つの目安に置いています。ささいなことでも声をかけやすい関係づくりを心がけているため、困りごとを抱え込まずに相談できます。
週にどのくらい通うかも、本人の生活リズムを聞きながら一緒に決めていきます。週1日や2日から始め、体が慣れてきた頃に日数を増やしていく進め方もとれます。うつ病や知的障害のある方も対象にしており、それぞれの特性に合わせて作業や過ごし方を組み立てています。急いで成果を求めるのではなく、まず通う習慣をつくることから始められます。
通う頻度を本人と決めていく関わり方
就労継続支援B型事業所 うさぎとかめが置いている軸は、続けられることそのものにあります。意思疎通ができて体を動かせる方、働いてみたいという気持ちのある方であれば、これまでの就労経験を問わず迎え入れています。通所と在宅勤務を組み合わせられるため、外に出るのがつらい日は自宅での作業に切り替えられます。生活の状況が変わっても、通い方を調整しながら関係を続けていける柔らかさがあります。作業内容も本の仕分けや清掃寄りの仕事まで複数あり、その日の気分で選べます。
送迎や昼食といった日々の支えも整えているため、作業以外の負担に気を取られずに済みます。神戸市西区、垂水区、明石市大久保を中心に無料で送迎を行い、食事加算を取得できる方には栄養管理士監修の昼食を無料で用意しています。
見学で確かめられる事業所の様子
通所を考えている方には、まず見学から入る流れを用意しています。実際に作業が進む様子や、利用者と職員のやり取りを見たうえで、通うかどうかを落ち着いて判断できます。気になる作業があれば、その場で試すこともできます。事業所は神戸市西区大津和のルナパルク102にあり、池上中央公園のバス停から歩いて5分ほどの場所です。
問い合わせは電話とメールで受け付けており、営業時間は9時から17時までです。週によっては16時半までとなり、日曜と祝日は休みで、土曜も休みになる週があります。見学の希望や通所ペースの相談は、申し込みを決める前の段階から気軽に持ちかけられます。運営は合同会社ソラーナ、代表は門瑞希が務めています。

