障がいのある女性の日中を支える、住吉区の事業所
病気や障がいを抱えながら、それでも「何かしたい」「誰かと過ごしたい」という気持ちを持つ女性のために、就労継続支援B型Hualiは日中の居場所を提供している。スマホショルダーやペットリード、ハーネスなど実用的なハンドメイド品の制作を中心に、軽作業も組み合わせながら一日を過ごせる環境だ。完成した作品はマルシェやネットで販売され、利用者が「作り手」として社会と接点を持てる仕組みになっている。
株式会社OneRingが運営母体で、グループホームなど複数の福祉サービスと連携しながら地域に根差した支援を展開している。就労継続支援B型という枠組みのなかで、利用者が自分らしく動ける場をつくることをOneRingは一貫して追求している。
パラコードで広がる、創作の時間
就労継続支援B型Hualiの作業の中心にあるのは、パラコードを使ったハンドメイドだ。豊富なカラーバリエーションの中から自分で配色を選び、編み方を工夫しながら一点ものの作品を仕上げていく。「自分で選んで作る」というプロセスが、完成時の達成感を大きくする。
利用者のなかには、ここで初めてものづくりの楽しさに目覚めたという方もいる。2026年3月には手作りドッグ用品をマルシェで販売するイベントへ出店しており、作品が外に出ていく体験が利用者の次への意欲につながっているという声も聞かれた。
女性専用の安心感と、踏み込んだ相談対応
同性だけの環境では、就労支援という文脈を超えた会話が自然と生まれる。体調や月経の悩み、メイクのこと——就労継続支援B型Hualiでは経験豊富なスタッフがこうした女性ならではの相談にも対応している。「ここでなら話せる」と感じる利用者が多いのは、専用環境が持つ独自の強みだ。
恋愛相談まで受け付けるというスタンスは、なかなか他では聞かない。就労支援という枠にとどまらず、利用者の生活全体に寄り添おうとする姿勢が、事業所の雰囲気をつくっている。
松原市・住之江区など広域への送迎で通いやすく
住之江区・堺市北区・松原市・生野区などへの送迎を実施しており、住吉区外からも利用しやすい体制が整っている。地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩約5分という立地と合わせ、アクセス面での不安を減らす工夫は複数用意されている。作業は午前・午後に分けて参加でき、リーズナブルなランチ弁当も提供される。
見学・体験の申し込みは随時受け付けており、問い合わせ先は06-6654-7101(営業時間9:00〜18:00、土日祝定休)。所在地は大阪市住吉区苅田3丁目17-4エクセルあびこ2・3階。


